レッドクリフ PartⅡ ―未来への最終決戦―
尚香姫が人目の多い敵陣の中で、どうやってアレを仕上げて身につけたのかという根源的な疑問はこの際却下。戦闘のさなかになにノンキなことやってんの!というツッコミもなしね。彼女は正規の登場人物ではなく、劇画的マスコットキャラとみなして許そう。なんてったって少林サッカーのメンバーなんだし(笑)。
いやはや、期待以上の出来で大満足でしたよ。PartⅠより断然いいです。カネシロくん、前回より10倍くらい頭よさそうに見えるよ♪ そして、なんといっても曹操のカッコよさが際立ってます。他のキャラに比べりゃかなりブサイクなおっさんだし、敵方からさんざん悪党だの盗人だのと罵倒されているにもかかわらず、将として人間としての器を感じさせる。そもそもこの人は華々しい戦績を誇り、広大な版図を手中に収めた大人物なんですよね。「歴史は勝者によって記される」という事実を雄弁に示したジョン・ウー監督&チャン・フォンイー、あっぱれです!
赤壁の戦いの顛末はかなりのディテールにわたって観客にはわかりきっており、それをどう見せるかは映像作家にとって大いなるチャレンジでしょう。圧倒的な迫力とスピード感で手に汗握る展開、大健闘だったと思います。兵士の訓練や武器の研究開発といった地味な舞台裏をじっくり描いているのもいいですね。おかげで戦闘シーンの面白さが倍増です。
周瑜と小喬のカップルに関しては前回同様の不満が残りました。トニー・レオンは前回よりもお肌の無理感が目立つ。リン・チーリン嬢も、スタッフがめいっぱいきれいに撮る努力をしているのがうかがえますが、歴史に残る傑物たちの運命を左右する「絶世の美女」には見えないな~。せめてもう少し落ち着いた大人の女の声だったら、だいぶ印象が変わったと思うのですが……。あ、でも彼女はうちの長男のツボどまん中です。ストレートの黒髪を持つきれいなお姉さま系がタイプ(一番好きなのは小雪、次点は仲間由紀恵だって)なので、再びデレデレになること間違いなし。
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